薬剤除去トリートメントについて
インネイトが薬剤除去を重要なポイントだと考えている理由について。
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【ホホバオイルストレートの特徴】
30代後半からの女性に多い髪の悩みを解決することができます。
■よく髪がうねったり、ひろがりやすい
■毎朝、ヘアスタイルが決まらないし、セットに時間もかかる
■せっかく決まったセットがすぐに崩れる
■髪がいつもパサついて手触りが悪い
■艶のある自然なサラサラストレートヘアにしたい
あなたが上記のようなことでお悩みであれば
それは30代後半から始まるクセ毛が強く影響しています。
あなたの髪きれいだねと言われたくないですか?
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もっと分かりやすいネーミングがなかったのだろうか?自らをすこし振り返ってしまいます。
やはり、パーマ・カラーは化学の作用です。
薬剤を髪の毛と反応させる。そしたら【ちょっといらないモノ】が副作用で反応する。
この【ちょっといらないもの】をきちんと除去する。
そうしないと、キューティクルでとどまり続けるのでダメージに繋がる。
たとえば、モノエタノールアミンという化学物質はパーマ剤にもカラー剤にも、いろいろとカタチを変えて必ずと言っていいほど添加されています。
これはしっかり中和できていないと、時間経過とともにアルカリ性が強くなるのでキューティクルの剥離が進んでしまいます。
つまり、ツヤがなくなってしまいます。
このモノエタノールアミンとキューティクルと炭酸の関係性は【炭酸泉のカテゴリー】で詳しく掘り下げてみようと思います。
キューティクルに悪い影響を与える化学物質は、使い方を変えると地球温暖化を防ぐために利用されているという事実につながります。
気長にお待ち下さい。
^ー^)
【薬剤を除去する】 →【健康なツヤが保たれる】
【薬剤を除去しない】→【ツヤが損なわれていく】
これがものすごく大きなポイントなのです。
厳密な言葉を選ぶと、ツヤを損なう条件をひとつ減らすことができる。
いがいと大事なんやな。ちょっとでもそんなふうに共感してもらえると嬉しいです。
2月に頂いた3連休で、なつきちゃんが東京のサロンでカット・パーマをしてきました。
久しぶりにバッサリ短くなり、お客様にも驚かれています。
パーマもきれいにあたり新鮮なイメージチェンジ。
ただパーマのニオイが気になる。
「シスアミ、やね」
「シスアミですね」
なので翌日の営業終了後すぐに薬剤除去トリートメントを。
シスアミ=システアミンというパーマ剤はすぐにわかります。
良いパーマ剤でいろいろなメーカーから発売されている、いわゆるコスメ系と言われるもの。
化粧品登録、医薬部外品とうたわれるパーマには、この成分がメインの場合が多いのです。
よいパーマ剤なのですがどうしても残ってしまうにおいがネックになり、インネイトではほとんど使用していません。
たまには使います。
扱いやすいパーマ剤なんですけどね。
においも消臭できるんですけどね。
それでも使っていない。においがネック。
なんで2回書いているのかわかりません;^ー^)
なつきちゃんの状態は薬剤除去と合わせて、においの消臭作用が必要になるのでいつもの 【カタラーゼ】と【バッファ】を浸透させたあとに、ヘモグロビン由来のトリートメントを炭酸ジェルに混ぜて高濃度炭酸ジェルをつくり地肌からしっかりもみこんでスチームでさらに浸透。
この時に遠赤外線で低温熱を加えたほうが、さらに消臭効果がたかまります。
パーマ液は地肌にも流れるので頭皮にも少し残留する場合が多いんですよね。
ちなみに東京のサロンでパーマと同時進行でプラスできる3ステップトリートメントもしてもらったそうなのですが、それではにおい消臭にならなかった。
なぜか?
それは除去するトリートメントではなく、重ねるトリートメントだから。
トリートメントは、しっとりでいい香り。
ステップトリートメントには良い側面もあるのですが、根本的な原因に対してなんだかアプローチが違う気がする。
ほんとうにお客様が求める健康的な髪を保つ方向に向いていない、そんな気がする。
いろいろな考え方・向き合い方があるので、ステップトリートメントを否定しているわけではありません。
これもまた多岐にわたるお話しになります。
こんなふうに他店であてたパーマのにおいが気になって悩んでいても、薬剤除去トリートメントに消臭効果をプラスして解決できます。
地味だけど大切。いぶし銀のようなトリートメント。
お困りの方はご遠慮なくお伝えください。
髪のツヤにつながるから、見えないけど大切。
薬剤除去トリートメントはここが大きなポイントです。
^ー^)