クセ毛の解消法
くせ毛とうまく付き合うためには、自分のくせ毛タイプに適した対策方法を知っておくのが重要です。毎日のドライヤーの使い方やサロンでのカット方法をアレンジするだけで、くせ毛の状態が大き落ち着く可能性もあります。「自分はクセ毛だから、好きな髪型にするのは無理」なんて、あきらめることはありません。くせ毛であっても、色々な対策方法でケアすれば問題なし!自分の髪質に合ったベストなくせ毛対策法を知って、理想の髪に近づけましょう。
ストレートパーマでクセをのばす
毎日のスタイリングを出来るだけ簡単にすませたいと思う場合はストレートパーマで収まりを改善することが一番の解消法です。今までストレートパーマを経験された方が「まっすぐになりすぎてしまう」「不自然なストレートが苦手だった」そのような意見をお聞きすることが多くあります。熱と薬剤のバランスに気をつけながらうねりとクセを柔らかく自然に整えると毎朝のお手入れがとても簡単になります。
カットでクセを活かす
波状毛と年齢に伴う加齢うねりどちらのタイプにも共通する対処方法があります。それはサロンでのカット方法を工夫することです。毛流れやクセによるうねりに逆らわないようにカットすることでクセ毛の収まりをよくすることが出来ます。
例えば前髪や襟足の生えぐせによって毛流れがぶつかり髪の毛が膨らんだり毛先がはねてしまう人はハサミを入れる方向性で解消できる場合があります。毛の流れが強かったり、骨格のバランスのせいで膨らみやすくバランスの悪いシルエットになってしまう人はボリュームのバランスを調整するようにカットしてもらいましょう。
基本的には髪の毛に重みがあった方がうねりや広がりは落ち着きやすいので過度に梳きすぎず毛流れと骨格のバランスがまとまりやすいスタイルにすることをおすすめします。
パーマでクセを活かす
根元のクセを残したまま毛先のSカールで動きを楽しむ方法もあります。重要なポイントはCカールのパーマではクセ毛とのバランスがとりにくく、まとまらないスタイルになってしまうこと。カール感のある動かしやすいスタイルでクセを活かす方法もご提案します。クセが強い場合は根元にホホバオイルストレートパーマを施述してからのデジタルパーマがおすすめです。
普段使用するヘアケア製品を見直してダメージケアを
身近なヘアケアで見落としがちなポイントがドライヤーとヘアブラシです。猪毛100%のブラッシングブラシと軽量ドライヤーを使用したブローとドライが一緒にできるインネイト独自の方法を試してください。ツヤ感がアップしてヘアスタイルがまとまりやすくなります。
クセ毛を専門的に扱う美容室インネイトのくせ毛矯正
クセ毛を専門的に扱う美容室インネイトでは髪へのダメージを徹底的に排除したホホバオイルストレートパーマでしなやかにまとまる自然なストレートラインの艶髪美人へ変身させます。インネイトのスタッフが本質的な原因に対して、責任を持って正しい対処を行い、髪の毛の髪質そのものを改善し守る。髪本来の力を取り戻し、髪質を活かす事で揺るぎない美しさの基礎を手に入れ、毎朝しなやかにさっとまとまる 理想の自然なストレートラインの艶髪美人へ。
自分で出来るくせ毛対策
ドライするときは「髪の毛の根元を起こす」ように
髪全体が大きくうねっている「波状毛」の人は、ドライヤーの使い方を少し工夫するだけでも、大分くせ毛の印象が変わってきます。
髪を乾かす時はドライヤーを髪の根元にあてて、髪をしっかり起こすようにしながら乾かしましょう。くせ毛の人はどうしても髪の毛が広がりやすいので、上からしっかり押さえるように乾かす人が多いかもしれません。しかし、実は根元を起こしながら乾かす方が、髪の毛全体の広がりを抑えることができるのです。
- 髪から15cm以上離して、1箇所に熱が溜まらないように左右に振りながら乾かします。
- キューティクルが閉じるように髪の根元から毛先へ向けて風を当てます。
- 空いている手で髪の根元から手グシを通しながら少しひっぱるように乾かすと、クセがかなり落ち着きます。
濡れた髪のまま眠らない。
シャンプーした後、濡れた髪のままの状態でしばらく放置して自然乾燥になってしまうとそれだけで余計なうねりやクセがついてしまいます。髪は濡れているだけでも内部タンパク質が流出しやすくなります。また頭皮にも悪影響を及ぼすことになります。夏場は雑菌が繁殖しやす状態になりやすく、冬場は血行不良につながります。自然乾燥はとても良い状態であるとは言えません。
クセ毛を落ち着かせるタオルドライ
- 髪全体を優しく包むように水分を取ります。ゴシゴシ拭いてはいけません。
- タオルで毛先をはさみポンポンと叩きます。
- 全体を優しく拭きます。
日焼け対策をする
帽子や日傘は美肌のためだけではありません。日にあたると髪の毛の水分も蒸発していきます。くせ毛は髪の水分バランスが保てなくてうねりが起きます。帽子や日傘を活用しての日焼け対策は髪にも必須です。
ウネリを強くするヘアケア製品は使用しない
ツバキ油などのオイル製品をヘアケア用に使用する方が多いのですが、間違ったオイル選びをしてしまうとキューティクルは湿度に応じた調整ができなくなってしまいます。特に最近では、PEG(※PEGといった水素添加された油分)の数字が大きいほど不飽脂肪酸が大くなります。これらの成分はトランス脂肪酸に分類され、天然の植物油には含まれない合成成分です。製品名や商品イメージは良く見えるかもしれませんが、ヘアオイル選びには注意が必要です。
食生活の改善
食事が健康な身体を作ることという考えはもはや当たり前のことです。玄米食や発酵食品、野菜・食物繊維を多く摂取することは毛髪の健康にも大きく関わってきます。
多忙な生活をしているとどうしても手軽に食べられるファストフードが便利なので増えがちです。しかし、食生活を利便性に頼りすぎてしまうと、トランス脂肪酸を過剰に摂取してしまうことになります。食事で取り込まれたトランス脂肪酸は皮脂として頭皮からも排出されます。頭皮のベタつきが気になる方は食生活を改善することも対応策のひとつです。
玄米は必須ミネラル、とくに毛髪育成に必要不可欠な栄養素である亜鉛やケイ素なども理想的なバランスで摂取することができ、頭皮環境だけでなく身体にも理想的な食事であると言えます。
雨の日におすすめのヘアスタイル3
雨の日はヘアアレンジでくせ毛をフォローする方法もあります。ここでは、髪の悩み別におすすめのアレンジを3つご紹介します。
ボリュームを抑えるならまとめ髪
広がりが気になるという人は、ふんわりボリュームのあるスタイルではなく、できるだけタイトなまとめ髪にしてしまうのが良いでしょう。
顔周りのクセには編み込み
顔周りや前髪などに特にくせが強く出るという人は、その部分の髪の毛を編み込んだヘアスタイルにすると、だいぶくせが気にならなくなります。広がりが気になる部分をお洒落なピンでとめてもOK。
うねり髪はコテ巻きでカバー
実は毛先をコテで巻くだけでも、うねりをだいぶ目立たなくすることができます。
これらのテクニックをうまく活用して、憂鬱な雨の日をのりきりましょう!